製品情報

TRレジン(バリア性付与グレード)

特徴

一般的にバリア性を付与する方法として、
・EVOHなどのバリア層を設ける
・表面蒸着によるバリア性UP
などをとることが多いですが、専用設備が必要となります。
また、多層構造を取れないような小さな製品や機能上とれないものもあると思います。

弊社のバリア性UPの特殊フィラーコンパウンド材を用いることで、ニート樹脂と比べ、酸素や水蒸気透過量を抑えることが可能となり、内容物の劣化抑制が期待できます。 オレフィン系樹脂以外に、スチレン系樹脂での効果も期待できます。

多層構造を用いずに
・酸素バリア性
・水蒸気バリア性 の向上が可能です。

機構

バリア性付与のメカニズム

高アスペクト比フィラーを用いることで、迷路効果によるバリア性UPとなります。
一次粒子径が小さな特殊フィラーを弊社のコンパウンド技術により、高いバリア性の付与が可能です。

無添加フィルム
高アスペクト比フィラー添加フィルム
酸素透過量
高アスペクト比フィラー添加フィルム